« 透き通る黄緑 | トップページ | 黒縁めがねと鶏冠のようなリーゼント »

コケを浸食するコケ

1004051
コケがコケにやっつけられています。白いコケの周りでは意図的になにか分泌されているのでしょうか? それともコケの代謝物がたまたま緑のコケに悪影響を与えているのでしょうか? さてどちらなんでしょう。


1004052
コケ、コケとつながっているとわかりにくいですね。白いコケは地衣類(ちいるい)と呼ばれるものです。一方の草みたいなコケは蘚苔類(せんたいるい)と呼ばれる緑色植物です。地衣類は何とかゴケという名前がついたものが多いですが、蘚苔類とはまったくの別物。地衣体と呼ばれる体は菌が作ったもので、そのなかに緑藻やシアノバクテリア(藍藻)を住まわせているそうです。菌は藻類に住まいや水、無機物を提供する代わりに、彼らが光合成で生産した栄養(炭水化物)をいただいているという話です。まったく不思議な生きものです。

地衣類と蘚苔類は同じ場所に生活することも多いです。仲よく暮らしている場面をよく目にしますが、今回のように激しい競争をすることもあるんですね。知りませんでした。


(2010.4.1/難台山)

|

« 透き通る黄緑 | トップページ | 黒縁めがねと鶏冠のようなリーゼント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1009511/34092251

この記事へのトラックバック一覧です: コケを浸食するコケ:

« 透き通る黄緑 | トップページ | 黒縁めがねと鶏冠のようなリーゼント »